祭り見物 / 愛知県 / 熱田神宮 御衣祭
熱田神宮 御衣祭

2011年5月13日、熱田神宮で「御衣祭(おんぞさい)」神事を見に行った。

 

この神事は、神社のHPによれば、

 

「熱田大神様に衣料を奉り、衣更えをしていただくお祭りです。「大一御用(だいいちごよう)」の大幟を先頭に立てた行列が本宮へと進みお祭りが行われます。」

 

昨晩まで降り続いた雨も上がって快晴。気持ちのいい空気の中で神事が行われた。

 

11時まえに行列が東門を出発して始まった。

この神事では、神様が衣替えをするための絹布の「和妙(にぎたえ)」と麻布の「荒妙(あらたえ)」が奉納される。

 

稚児行列も続き、巫女さんの白と赤の姿もすがすがしく、1時間余り見学した。

 

神事が終わると、巫女さんによって、一般の参拝者にもタオルが配られて、私もいただいてきた。

 

「大一御用」の幟を捧げて行列するのが特徴で、「大一がお用いになる」、ということで、「大一」というのは、ここでは「熱田大神」であるのだろう。

 

中国で手にいれた「鬼神 図説中国伝統神秘文化」という本によると、「東皇太一」という戦国時代、楚国で祀られていた天神があり、「太者、広大之名。一以不二為称」とあり、「大いなる唯一無二の神様」ということだろう。